彼女と愛し合う夢を見た。
彼女がくちづけを求め、僕は彼女をきつく抱きしめる夢を見た。
駅前の古びたラブホテルで思い切り抱きしめあって、彼女の中で果てる夢を見た。
彼女が泣いている夢を見た。
彼女が僕に救いを求めてきた夢を見た。
夢の中でならまだ誰かの役に立てるのだと知って嬉しかった。
「君が視える世界が僕にも視えたなら。僕も其処へ行けただろうか?」僕は只立ち止まり、只書き綴る。妄想の様な、空想の様な、言葉を。振り翳す言葉は空を切り意味を為さない。「魂を持たぬ言葉は留まらない。故に誰一人にも届く事無く消える。言葉を発する人の存在も同じ事だよ?」
誰が書いたのかなー?
