
第一位: アークザラッド(1)
第二位: 激突!トマラルク
第三位: サガフロンティア(1)
次点 首都高バトル
五位以下は例によって省略・・・って5年越しのキングダムハーツ2はどうした!オレよ!
ちまたで噂の新しいFF13はひたすら一本道をセーブしながら進むという万人向けに作られた大変心優しいゲームらしい。
来月の誕生日に自分へのプレゼントとしてPS3とあわせて購入予定のこのゲーム、こういった噂を聞くたびに購入意欲が減退して仕方がない。
俺が第一位にあげたアークザラッド(1)には地下50階に及ぶダンジョンイベントがある。
これは一階一階モンスターたちを倒しながら下へと進むという、まあよくあるダンジョンなわけだが、特異なのはその途中にただのひとつもセーブポイントがなく、回復薬を購入出来る売店も無いという点だ。
モンスターは階を下るごとに強くなっていき、おまけに最下層にいるボスキャラはその後シリーズ化されるこのアークザラッドシリーズ歴代の中でも最も強いボスであったりする。
まさに全く狂気としか言いようの無い作りの外道ダンジョンなのだ。ラスボスより強い幼女キャラってどういう事やねん!
あと、闘技場で1000人抜きイベントとかもあった。
今の「ナントカ無双」みたいに一度に何人(匹)も倒せるようなシロモノではない。一匹一匹モンスターと「1000回」戦い抜くのだ。
地下50階といい、この1000人抜きといい、いずれも狂人の作としか思えない。
しかし、だからこそゲーマーは世俗を捨ててヒキコモリ、達成者は誰にも認められない汚れた英雄として崇められたのだ。
FF13を作ったスタッフ側にこの気概はあるか?万人受けするソフト作りが、そんなに大事か?あの時三日三晩リアルに食うものも食わずアタックしていたゲーマーたちも、FF13はスイーツパラダイスでケーキでも食べながらプレイしてるんじゃないのか?
俺はクリエイターたちの心の叫びを聞いてみたい。
ソウルシルバーのダンジョンをクリア出来ず、代わりにクリアしてあげると目を輝かせて「パパちゃんすごいね!ありがとう!」と微笑むガールズ1号。
それに対し「ああオレにしてやれることはたかがポケモンのダンジョンを一つクリアすることだけなのか!それなのにこんなに喜ぶなんて、なんてこの子は世界の喜びを知らないんだ!オレがもっとマトモな人格と才覚の持ち主であればこの子はこんなクダラナイ事ではなく、もっと素晴らしい世界の発見なり感動なりを数多く享受することが出来るはずなのに!さぞや幸せになれるだろうに!ああそれなのにそれなのに!オレはなんてダーメダメダメ人間ダメー!死ねばいいのに!オレが!今すぐ!」
ここまで0.3秒。
Gachiflo