2010年1月9日土曜日

テロリストに監禁されるならどこが良いかベスト3












第一位: ヤマダ電気LABI1日本総本店池袋
第二位: ジョイフル本田 千葉ニュータウン店
第三位: IKEA船橋店

次点:フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート

どこも楽しそうだなあ!

ちなみに上記に共通しているのは、「いずれにも行ったことがない」という事である。



通勤途中、電車の中で隣に座った初老の紳士がメモを取っていた。


黒い皮のカバーをつけた変形A5くらいの手帳に高そうな万年筆でなにやらビッシリと書き込んでいる。どうやらお手製の手帳のようだ。

僕はもし美人の人妻とどこかに監禁されるとしたら迷わず伊東屋本店か東急ハンズ渋谷店と決めているくらいの文具マニアなので、ついつい横目でそれを覗き込んでいた。


するとその紳士は同じ文章を繰り返し繰り返しメモしていた。


覗き見とは悪趣味と思うものの、見えてしまったのだから仕方がない。

そこにはこう書き連ねてあった。


「大川隆法先生こそ唯一無二の救世主!」
「大川隆法先生こそ唯一無二の救世主!」
「大川隆法先生こそ唯一無二の救世主!」


やがて彼は静かに手帳を閉じ、電車を降りていった。

心なしか彼は電車を降りたあと、その場からじっと動かずに走り去る電車をずっと見送っているような気がした。まるで古いCMにあったシンデレラ・エクスプレスのように。

ホームに立ちすくみながら僕を見送るおっさん。


とても仕事のできそうな印象のおっさんで、宗教といえばすなわち貧乏人相手に小銭を稼ぐ「世界はSHOWbyショーバイ!」的なアイテムとしか認識出来ない心の貧しい僕は「人間とは一体何だろう」と新年草々またも深く考えさせられてしまうのであった。


そんなんだから100のうち一つでもバツがあれば世界中が絶望に満ちているかのように思えてしまうのだ。早く死ねばいいのに。


Gachiflo
And I miss you...