


一位 林檎ものがたり
二位 半神
三位 陽射し
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夕飯にラーメンでも食べようと思ったが流石に正月営業している店は少なく、わずかにやっている店は既に混んでしまっており長い行列が出来てしまっていた。
僕はその行列を見た途端何かとてもイヤ~な気分になってしまい、肩を落としながらトボトボと人気の無い繁華街を歩いた。
ラーメンはどこへやら「ファミマのパンでいいや、家にカップ麺もあったはずだし」と通りすがりのファミマに入った。
ところが時間帯が悪かったのか正月体制なのか、陳列棚には殆どパンが無く、「あーなんかもう、全くツイてないなあ」と思い始めたらもうダメ。
「たかがラーメンも食べられず、コンビニでパンすら買えない、新年早々のクズ人間さ満開のこの情けなさはどうだ?まさに今年も一年間しっかりダメ人間満喫、うすらハゲのゴミおやじとして虚しい一年を過ごすのが正式決定したようなもんじゃないか!」と得意の無限大マイナス思考ループが始まってしまった。

・・・とは言っても三が日なので開いている店も限られていて、結局入ったのは「吉祥寺どんぶり」だった。
確かにここに入るのは一年振りくらいで、ずっと避けていた店である。基本的にいつも混んでいるというのもあるが、量的に絶対無理だと思っていた。
先春突然痩せてしまってからはとてもじゃないが胃袋に入らない・・・。
しかし僕は老いさらばえた青春のニギリコブシを熱く握り締め直し、男らしく「肉増し」を選んだ。
味付はもちろん「塩ニンニク」だ!!
結果、きちんと完食はしたものの胃袋は予想通りはちきれんばかりとなった。
僕は「うぐ、やっぱやめとけばよかった、ファミマのパンにすればよかった、あー何やってんだろオレ・・・吐きそうだ苦しい苦しい、オレはいったい何やってるんだ・・・?バカだ、本当にオレはバカだ、こんなのは勇気じゃない、ただのバカじゃないか!」とやはり無限のマイナス思考ループに入ってしまったのであった。
全く早く死ねばいいのに。
Gachiflo